はじめに
撮影ブースでの物撮りはLEDライトとカメラの色温度を合わせています。
しかし、大きい物などはほぼ自然光で撮影するため、ホワイトバランスの
変更を忘れてそのまま撮影、色味が変わってしまうなんて事がたびたび
あるのですが、手軽にマニュアルでホワイトバランスを設定するアイテムが
無いだろうか?と思っていたら デジカメ Watch で紹介されていたので
買ってみました。
Kiorafoto デジタルカメラ用 ホワイトバランスフィルター [Amazon]
パッケージと付属品
箱サイズは約116x130x高さ21mm
付属品はネックストラップ、説明書、収納ポーチ
説明書
外箱には英語、フランス語、ドイツ語、日本語で品名が書かれていたのに
説明書はなぜか英語、ドイツ語、中国語のみなので、英語の部分メイン画像。
以下はGoogle翻訳。
1.「P」、「S」、「A」モードなどの自動露出(AE)設定を選択して
ホワイトバランスフィルターを使用して正しいホワイトバランス露出を
正常に設定します。
2.カメラをマニュアルフォーカスモードに設定し、図のようにレンズの前に
フィルターを配置します。
次に、レンズとフィルターを被写体に向け、フィルターを通過する光と
被写体の光が同じであることを確認します。
これで、参照画像の撮影を開始できます。
3.カメラのマニュアルを参照し、ホワイトバランスモードをカスタムWBに設定します。
4.カメラのマニュアルを参照し、手順2で撮影した写真をWB参照画像として設定します。
5.ホワイトバランスフィルターを取り外し、カメラを手順2と同じ環境に保ち、撮影を開始します。
6.注:照明条件またはカメラ設定が変更されるたびに、WBリファレンスをリセットする必要があります。
使い方や外観など
ようするにセッティングができたら被写体にカメラを向けてMFにし
このフィルターをレンズにピタリと付けて、ホワイトバランスを設定
または撮影した画像からホワイトバランスを設定するようです。
※カメラのマニュアルホワイトバランス設定方法によります。
斜め下からフィルター表面を見た所。
正面からで、格子状になっています。
このフィルターをレンズ前にかざして撮影した画像はグレーになっているので
これでホワイトバランスを取ることができるのでしょう。
片面には板状の物を差し込めるような溝がありますが、これについて
説明書には特に記述はありませんでした。
寸法
表から
裏から
厚さなど
溝部分は幅83x高さ85x厚さ1.5mm程度で板状の物ならば差し込めそうです。
溝部分片側
最後に
色温度を変更できるLEDライトで設定範囲値の一番低い光と高い光で
テストしてみましたが、どちらも自然な色に補正されていました。
厳密に言うと同じ色温度でも複数回テストすると、このフィルターの
かざし方次第で格子模様の入り方が変わると微妙に色味も変化する
場合もありますが不自然な色になる程では無く、グレーカードでも
毎回全く同じ色とはいかないと思うので十分な補正具合だと思います。
ただ、カメラを三脚に固定してあればいいのですが、手持ちだと片手でカメラ
もう片手でこのフィルターを持つ事になり、付属ネックストラップが便利で
さらに花形レンズフードやフードの開口部がこのフィルター部分よりも
大きい場合はレンズフードをはずしてレンズにピタリと付けなければ
ならず、腕が2本では足りなくなります。
自分が使う場合はカメラが三脚固定、レンズフードはフジツボタイプと
このフィルターを使うのに面倒はありませんが、根本的に使い忘れを
忘れないようにしなければなりません。
予想以上に使えるフィルターでした。
2023年1月4日追記
結局付属のネックストラップを使わずポケットに入れたり、その辺へ
置いたりしていたのですが、やはり首から下げてすっと使いたい。
しかし、普通のネックストラップでは三脚に据えたカメラには届かない場合が
ありそうな気がして、ダイソーでちょうどいい物を見つけたので買ってきました。
伸縮リール&ストラップ付
引っ張られた時に首の後ろ、卵型の部分が分離する安全ストラップになっていて
IDカードなどを首から下げておくのに使うのでしょうが、リールで伸縮するので
これならばちょっと離れたレンズ前にも十分届きそうです。
加工や改造するまでもなく、ホックを外して名札入れと交換できました。
2023年1月4日追記終わり
Kiorafoto デジタルカメラ用 ホワイトバランスフィルター ネックストラップ 収納ポーチ 付属
購入価格税込み¥1,350-
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