はじめに
リング状のネジ、ネジリングや腕時計の裏蓋を回すのに
必要な工具、カニ目レンチやネジリングスパナなんて
呼ばれるのですが、そうそう使う物ではありません。
以前からなんとなく欲しいとは思っていて、今回は
カメラのレンズフィルターを分解したいので
時計用では小さすぎる。
カメラ用品メーカーで似たような物がいくつかありますが
レンズ分解用となっていてビット交換式で購入時一番安かった
UTEBIT カニ目レンチ レンズオープナー [Amazon]
を購入です。
パッケージと内容物
箱サイズは約155x132x高さ41mm
本体と先端ビットはカニ目、マイナス、半分マイナスの3種類
幅調整用で手で締め付けできるローレットボルト、六角レンチで
きっちり締め付けできるボルトが4本とイモネジが2本
それ用の六角レンチが2種類付属。
使い方
本体の矢印4か所を緩めると幅が調整できます。
任意の所でローレットボルトを締め付けて固定。
片側(画像では右)を六角穴付きボルトとイモネジでしっかりと固定。
もう片側(左)だけローレットボルトにして素早く幅の調整なんて使い方や
回すネジが硬そうな場合は両方を六角穴付きボルトとイモネジで
しっかりと固定してから使うなんて使い分けもできます。
本体先端の穴が開いている脇のボルトを緩めて先端ビットを差し込み
ボルトを締め付けて固定後、慎重に対象物の溝や穴に差し込んで
押さえつけつつ回して使用。
各部寸法
本体各部寸法で、左下の15mmは先端ビットの差し込み穴の深さです。
次に先端ビット各種で、まずはカニ目
2つのビットの太さに違いがあったので4.9~4.95mmとなっています。
以降も同様。
マイナス
半分マイナス
こちらもマイナスの切り欠きに違いがありました。
本体幅調整用のローレットボルト
六角穴付きボルト
これも寸法差がありました。
六角穴付きイモネジ
使ってみて
実際に使ったのはカメラ用レンズフィルターのガラス(フィルター)を
外すのに使っただけですが、フィルター枠内側のガラスを押さえている
ネジリングにある2か所の溝に半分マイナスの先端を差して回し
分解したのです。
左下:フィルター枠
上 :フィルター
右下:フィルター押さえのネジリング
右下のネジリング矢印部分に溝があり、そこへ半分マイナスの先端を
差して回し、緩めて分解。
最後に
そんなに固いネジではなかったので十分役目を果たしてくれました。
フィルターを分解、流用してしてできたのは自作のマクロLEDリングライトでした。
関連記事
LEDリングライト 流用の撮影用 マクロリングライト を自作
もっと硬く締まっている場合は60mmまでとなりますがV型で
JAPAN HOBBY TOOL カメラオープナー レンズメンテナンス用工具 JHT9510C [Amazon]
の方が適しているかと思います。
とは言え、幅調整用のボルトをしっかりと締め付ければ予想以上に
がっちりとしました。
ローレットボルトと交換して使う六角穴付きボルト4本とイモネジ2本。
これは付属のL型レンチを使ってしっかりと締め付けできると共に
奥まった所で使う時にイモネジならば先端ビットの視界を妨げたり
ボルトの頭が邪魔にならないためと推測されます。
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購入価格税込み¥1,898-
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