[レビュー]012 ベルボン 一脚 RUP-V40R 4段 各部寸法など

アイキャッチ画像 一脚

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はじめに

かなり前に、家電量販店で細くてちゃちな一脚を購入しコンデジ撮影で
試してみて一脚というのは中々使えるものだなと実感。

しかし、ちゃちな一脚では飛行機撮影用の一眼デジタルや望遠レンズの
加重に耐えられるわけも無く、航空祭などで上空を縦横無尽に飛ぶ
飛行機相手では一脚も使えず手持ち撮影オンリー。

結局一脚を使ったり追加購入することもありませんでした。
しかし、またカメラ趣味に復帰すると物撮りなどでライトスタンドが
欲しくなり、以前から三脚類はベルボンを使っていたので調べてみると
一脚でミニ三脚と接続しても使えるRUP-V40Rがある事を知り、早速購入。

幸い手持ちのULTRA MAXi mini IIIが2台あるので、雲台を流用して
すぐに一脚が使えるのはもちろん、ライトスタンドとしても使えます。

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ケース

透明の窓付き段ボール入り。

01
ベルボン_RUP-V40R
箱

裏側
サイズや適正加重、注意書きなどが記載。

02
ベルボン_RUP-V40R
箱、裏

外観

箱から出してみた所。
カメラネジ(長)、短は一脚に装着済み、ねじ回し、ハンドストラップ
説明書、保証書が入っています。

03
ベルボン_RUP-V40R
箱出し、中身

本体
アルミ脚材、レバーロック式。

04
ベルボン_RUP-V40R
本体

先ほどの付属品、ねじ回し(プレート状)、ハンドストラップ
カメラネジの長と短、雲台を付ける時は長、カメラを一脚に
直付けする時は短を使います。

雲台は別売り。

05
ベルボン_RUP-V40R
付属品のみ

この一脚を三脚と接続する時は、安定性をよくするために逆さにして
石突側を上にするのですが、その場合もちろん石突は外します。

06
ベルボン_RUP-V40R
石突外し

各部寸法

その時に石突に替えてねじ込むのがカメラネジ。
カメラ直付け用の短い方は太さがUNC1/4の細ネジ、長さは約17.35㎜。

07
ベルボン_RUP-V40R
カメラネジ短、長さ

先ほどの石突を外した所にVelbonの刻印が入ったプレート状の
ねじ回し(付属品)でしっかりとねじ込みます。
すると、突出部分は約5mm。

08
ベルボン_RUP-V40R
カメラネジ短、ねじ込み

雲台装着用の長い方は太さがUNC1/4の細ネジ、長さは約22.2㎜。
この長い方でカメラを直付けするとネジが奥に突き当たって
隙間ができたりしますので注意。

09
ベルボン_RUP-V40R
カメラネジ長、長さ

同じくしっかりとねじ込むと今度は突出量が約9.8mm。
手持ちのULTRA MAXi mini IIIの雲台取り付けネジも
似たような長さです。

10
ベルボン_RUP-V40R
カメラネジ長、ねじ込み

長短並べてみるとこんな感じ。

11
ベルボン_RUP-V40R
カメラネジ長短比較

石突を外した基部の太さは23.95㎜。

12
ベルボン_RUP-V40R
石突基部

さらに外した石突のサイズ。
直径は29.5㎜でネジ部分の長さは11mm、全体の長さは32mm。

13
ベルボン_RUP-V40R
石突サイズ

直立時、石突付近画像。

14
ベルボン_RUP-V40R
石突付近

三脚と接続するために雲台側のカメラネジを外した所で
ねじ山は2.5㎜ほど奥まった所から始まっています。

15
ベルボン_RUP-V40R
雲台ベース、ネジなし

カメラネジをねじ込んでみると
左:短
右:長

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ベルボン_RUP-V40R
雲台ベース、ネジ長短

雲台側にカメラネジ(短)をねじ込むと突出量が約4.6㎜

17
ベルボン_RUP-V40R
雲台ベース、ネジ短、長さ

雲台側にカメラネジ(長)をねじ込むと突出量が約9.5㎜で

18
ベルボン_RUP-V40R
雲台ベース、ネジ長、長さ

長短並べてみるとこんな感じ。

19
ベルボン_RUP-V40R
雲台ベース、ネジ長短比較

雲台台座付近の寸法ですが
台座径:44.1mm
台座下:34.45mm
スポンジグリップ部:約38mm

20
ベルボン_RUP-V40R
雲台ベース付近寸法

次にパイプ径ですが、これは説明書の数値です。
上からφ29-26-23-20mm。

全ての寸法には計測誤差や製造誤差があるかもしれません
いずれもおよその数値と思ってください。

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ベルボン_RUP-V40R
パイプ径

使用例

RUP-V40Rとミニ三脚のドッキング。

画像はベルボンのULTRA 353miniですが、エレベーターストッパーと
雲台のストッパーをしっかりと締めてから雲台を反時計回りに
回して外します。

※エレベーターのロアーコラムは外してあります。
 また、開脚調整ノブの白丸シールは識別用に
 自分で貼った物です。

22
ベルボン_ULTRA 353mini

RUP-V40Rの雲台側カメラネジを外し、雲台側を下にして
三脚の雲台取り付けネジにねじ込みます。

安定性を考えるとローポジション(一番低い状態)で
ちょっと脚を伸ばしてやるといい感じです。
伸ばしすぎると邪魔ですね。

23
ベルボン_ULTRA 353miniとRUP-V40R

全体画像で撮影日が違うため、こちらの三脚はULTRA MAXi mini IIIで
一番太い脚を一段伸ばしてあり、雲台はベルボンの自由雲台 QHD-33に
アルカスイス互換のクランプが付けてあります。

24
ベルボン_ULTRA MAXi mini IIIとRUP-V40R

ベルボンHPによるとRUP-V40Rの雲台付想定のケースは一脚ケース#62ですが
自由雲台 QHD-33にアルカスイス互換のクランプを付けた状態で入れてみた所。
上に多少隙間が空く程度になります。

25
ベルボンRUP-V40R
一脚ケース#62入り

追記
別の一脚用で一脚ケース#57を購入したので上記組み合わせのミニ三脚
ドッキングスタイルと一脚スタイルで入れてみた所、共に長さも太さも
ジャストフィットでした。

使用感など

RUPシリーズでもパイプが太い方のφ29mmなので、推奨積載質量は
3kgでコンデジならば過剰、十分すぎるスペックで一眼やミラーレスでも
重量級のレンズを付けなければ問題無いと思います。

長さ調整のレバーは軽い一定の力でスーっと閉まるカーボンタイプと
違って、ギューっと力をかけるとバチっと閉まる感じ。
自分は非力なので、特に一番上のレバーは結構力を入れないと
ロックできません。

全長は1525mmで自分には十分な長さ
縮長は500㎜でこれ以上長いとちょっと持ち歩くには不便になるかな?
という感じ。

全体的に価格を考えれば十分な性能だと思います。

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製品仕様(ベルボンHPより)

ベルボンRUP-V40R
全 高1525mm
縮 長500mm
脚 径29/26/23/20mm
段 数4段
質 量480g
推奨積載質量3000g
カメラネジUNC1/4
台座径44mm
※記載の数値は平均的な値です。製品は組み合わせ部品で構成されておりますので、記載数値と若干異なる場合があります。

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