はじめに
前回の
[レビュー] 焦点工房 CY-LSL マウントアダプター ヤシカ・コンタックス → ライカSL.L
に続きマウントアダプターネタで
今回はシグマ製EFマウントレンズをパナソニック、シグマ、ライカのLマウントボディで
使うためのアダプター(コンバーター)第1回です。
なお、シグマ製以外のEFマウントレンズのAF動作保証はされておらず、さらにAF-C
タッチAF、動画撮影時のAF連続動作、MFガイドが使えないなどの制限があります。
シグマ SIGMA MOUNT CONVERTER MC-21 CANON EF-L [Amazon]
外箱と付属品
箱サイズは約122x106x高さ65mm
説明書や保証書の他に三脚座脱着用の3mmL型レンチが付属。
外観
EFマウントレンズが付く側。
キャップが付属していて、レンズのロック解除はスライド式です。
キャップを外した所。
Lマウントボディに接続する側で、やはりキャップが付属しています。
キャップを外した所。
斜め後ろから
Lマウントボディ側
斜め前から
EFマウントレンズ側
マウントアダプター鏡筒内面には反射防止用の植毛処理がされています。
三脚座は六角穴付キャップボルト2本で固定されているので
付属のL型レンチを用いて脱着可能。
横から見ても三脚ネジ穴の位置がわかるよう基準点が打たれています。
三脚座がずれ無く取付けできるようガイドが付いていて精度も良好。
レンズ脱着レバー脇にはインジケーターランプがあり、カメラの電源を
ONにした直後に3秒間発光し、ランプの色と発光パターンにより、装着した
レンズの対応/非対応、ファームウェア更新の有無が確認できます。
| グリーン 点灯 | 対応レンズ |
| オレンジ 点灯 | 対応レンズでファームウェアの更新が必要 |
| 発光しない場合 | 非対応レンズ |
寸法と重量
寸法と重量は下画像の通りです。
計測誤差や製造誤差があるかもしれません
いずれもおよその数値と思ってください。
三脚座を含めた高さなど
三脚座の幅
装着例
レンズへの装着例
シグマ製のレンズは1本も持っていないのでキヤノンの EF50F1.4 USM へ装着。
カメラへの装着例（パナソニック S5)
ベルボンの クイックシュー QRA グリップ を装着しており、干渉するため
MC-21の三脚座を外してあります。
装着感
このシグマ MC-21 EF-L マウントコンバーター EFレンズ → ライカL ですが
装着感はレンズ側、ボディ側のどちらも少し固目です。
最後に
付属品の六角L型レンチですが、ふと刻印が目に留まりました。
この手の付属品はとりあえず使えればいいと安物が入っていたりしますが
これは日本の六角棒レンチ専業メーカー「エイト」製で品質に間違いが無い物。
使い方さえ間違えなければトラブルになりにくい、きちんとした工具を付属する
という姿勢はさすがで
今までシグマの話を聞いたり、いくつかアクセサリー類を買ったりして感じた事ですが
とにかく撮影を楽しんで欲しいという気持ちが伝わってきて、信者と呼ばれる
ユーザーが多数いる事にも納得がいきます。
本来ならば順番的に使用感を書くところですが、これまでシグマ製のレンズは
買った事が無い上、EFマウントのレンズはここ10年ほど更新をしておらず
古いキヤノン純正しか持っていません。
よって動作保証外となるのですが、保有レンズ中テレコン、MFレンズを除いた
7本での個別AFテストの結果は後日公開予定です。
更新しました。
[レビュー] シグマ MC-21 EF-L マウントコンバーター EFレンズ → ライカL SIGMA その2
シグマ MC-21 EF-L マウントコンバーター EFレンズ → ライカL
購入価格税込み￥32,175-
パナソニック ルミックス S5 ボディのみ DC-S5-K
パナソニック ルミックス S5Ⅱ ダブルレンズキット DC-S5M2W
パナソニック ルミックス S5Ⅱ 標準ズームレンズキット DC-S5M2K
パナソニック ルミックス S5Ⅱ ボディのみ DC-S5M2
パナソニック ルミックス S5ⅡX ダブルレンズキット DC-S5M2XW
パナソニック ルミックス S5ⅡX 標準ズームレンズキット DC-S5M2XK
パナソニック ルミックス S5ⅡX ボディのみ DC-S5M2X
！注意！
マウントアダプターは一般的にメーカー純正品を除き、異なるマウント規格同士の
カメラとレンズをを組み合わせるための物です。
そのため、物により製造誤差や設計不良よるレンズ着脱不能、指標のズレ
ガタツキやピントのズレ(無限遠が出ない等)片ボケなどのリスクが生じる事があります。
もちろんカメラやレンズメーカーの保証も受けられませんので自己責任での使用となります。
まずはカメラボディキャップやレンズリヤキャップを付けてみる。
次にジャンク品のカメラやレンズを用意しておいて付けてテストする。
その後で実際に使い始めるとリスクが減らせると思います。
また、当サイトは、アフィリエイト広告を利用しています。
記事中の製品名や販売店名のリンクから購入すると、広告主から当サイトに報酬が支払われることがあり、この広告収入は主にレンタルサーバーやドメイン料金に使われ、運営を行っています。
コメント