はじめに
久しぶりにマウントアダプターネタで、今回はヤシカ・コンタックスレンズを
パナソニック、シグマ、ライカのLマウントボディで使うためのアダプターです。
SHOTEN マウントアダプター CY-LSL (ヤシカ・コンタックスマウントレンズ → ライカSL.Lマウン ト変換) [Amazon]
カメラのメニューにレンズ無しレリーズ設定が有る場合はオン
撮影モードは絞り優先、又はマニュアルで撮影します。
Exifデータには絞り値、焦点距離は記録されません。
外箱、ケース
箱サイズは約82x84x高さ54mm
マウントアダプターはプラケースに入っていて
さらにポーチ付き。
外観
ヤシコンレンズが付く側。
キャップが付属していて、レンズのロック解除はプッシュ式です。
キャップを外した所。
Lマウントボディに接続する側で、やはりキャップが付属しています。
マウントアダプターに大抵純正品のキャップを用意するのですが
実際に付けてみた所、ギュッとは固定されずスカスカのままなので
このまま使った方がよさそうです。
キャップを外した所。
斜め後ろから
Lマウントボディ側
斜め前から
ヤシコンレンズ側
マウントアダプター内面は全体に艶消しで反射防止の溝がうっすらと入っています。
寸法と重量
寸法と重量は下画像の通りです。
計測誤差や製造誤差があるかもしれません
いずれもおよその数値と思ってください。
装着例
レンズへの装着例(Carl Zeiss Planar T*1.4/50mm)
カメラへの装着例(パナソニック S5)
使用感など(Planar T*1.4/50mmでテスト)
この焦点工房 マウントアダプター CY-LSL (ヤシカ・コンタックスマウントレンズ →
ライカSL.Lマウント変換)ですが、装着感はレンズ側、ボディ側のどちらも程よい
固さですが、両方ともわずかに回転方向のガタがあります。
レンズの距離指標と実際のピント位置は、自分が購入した個体では最短撮影距離
はピッタリで無限遠はレンズ距離指標の∞マーク直前あたりで実際のピント位置が
無限になりました。
Planar T*1.4/50mmでの距離指標と実際のピント位置テスト | 結果 |
---|---|
最短撮影距離(0.45m): レンズの距離指標通り | 〇 |
無限遠 : レンズの距離指標∞マーク直前で無限遠にピントが合う | △ |
実際の使用ではほぼ問題無いでしょう。
これまで購入したマウントアダプターでは画角が焦点距離の1.5倍や2倍
でしたが、これは焦点距離そのままの画角と、さらに撮影の幅が
広がるので非常に喜ばしい事です。
さらにシフトやティルト、ヘリコイド付きがあると楽しいのですが、見かけません。
次はEFレンズが使えるマウントアダプターが欲しいですね。
SHOTEN マウントアダプター CY-LSL (ヤシカ・コンタックスマウントレンズ → ライカSL.Lマウント変換)
購入価格税込み¥5,000-
パナソニック ルミックス S5 ボディのみ DC-S5-K
!注意!
マウントアダプターは一般的にメーカー純正品を除き、異なるマウント規格同士の
カメラとレンズをを組み合わせるための物です。
そのため、物により製造誤差や設計不良よるレンズ着脱不能、指標のズレ
ガタツキやピントのズレ(無限遠が出ない等)片ボケなどのリスクが生じる事があります。
もちろんカメラやレンズメーカーの保証も受けられませんので自己責任での使用となります。
まずはカメラボディキャップやレンズリヤキャップを付けてみる。
次にジャンク品のカメラやレンズを用意しておいて付けてテストする。
その後で実際に使い始めるとリスクが減らせると思います。
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