はじめに
ヤシコンレンズは持っていますが、ソニーEマウントのカメラは持っていません。
でも、またもやマウントアダプターを買ってしまいました。
今回はヘリコイド付きで、普通のレンズでもマクロレンズみたいに寄って撮影
できるようになるマウントアダプター。
ソニーEマウントのアダプターはすでに3個目です。
マウントアダプターからカメラを生やす気満々ですがまだ生えてきません。
ヘリコイドを一番短くしておけば普通のマウントアダプターとして使えます。
(バシュポ) Pixco コンタックス・ヤシカマウントレンズ-ソニーNEX.Eマウントアダプター CY-NEX Macro(マクロ/ヘリコイド付き) [Amazon]
pixco マウントアダプター コンタックス・ヤシカ C/Yレンズ → ソニー Eマウントボディ [マクロヘリコイド機能付き] [Amazon]
メニューのレンズ無しレリーズをオン、撮影モードは絞り優先、又はマニュアルで撮影
Exifデータには絞り値、焦点距離は記録されません。
また、APS-Cセンサーでは焦点距離イメージが1.5倍となりますのでご注意ください。
ケース
箱のサイズは約72x72x高さ43mm
説明書はありません。
外観
ヤシコンレンズが付く側。
レンズのロック解除はプッシュ式です。
ヘリコイドを繰出して一番長くするとこんな感じ。
ヤシコンボディキャップを自前で用意してかぶせた所。
純正品のストックもありますが、互換品を使用。
関連記事
[レビュー]ヤシコンボディキャップ、純正品と互換品を比べてみる。
ソニーEマウントボディに接続する側。
キャップは付属しておりません。
ヘリコイドを繰出して一番長くするとこんな感じ。
ソニー純正レンズリヤキャップを自前で用意してかぶせた所。
斜め後ろから
ソニーEマウントボディ側。
ヘリコイドを繰出して一番長くした所。
斜め前から
ヤシコンレンズ側
同じくヘリコイドを繰出して一番長くした所。
マウントアダプター内面は内面反射防止の溝が入っています。
一番長い状態では小さいネジの頭の向こうにヘリコイド機構が
ちらりと見えています。
寸法と重量
寸法は以下の表や画像の通りです。
Pixco ヘリコイド付き ヤシコン→ソニーE マウントアダプター | 実測値 |
---|---|
直径(レンズロック解除ボタンを除く) | 66.95mm |
直径(レンズロック解除ボタンを含む) | 69.2mm |
マウント面同士の長さ(ヘリコイド最短時) 27.5mm | 27.5mm |
キャップ付きの長さ(上記ヤシコン互換、ソニー純正キャップ) | 44mm |
マウント面同士の長さ(最長時) | 55.8mm |
重量(本体のみ) | 125.5g |
いずれもおよその数値と思ってください。
ヘリコイドを繰出して一番長くした時の寸法。
28.3mm伸びる計算です。
装着例
レンズへの装着例(Carl Zeiss Planar T*1.4/85mm)
同じくヘリコイドを繰出して一番長くした所。
ヘリコイドを回して伸縮させてもレンズやボディは回転しません。
カメラへの装着例や使用感などはマウントアダプターから
カメラが生え次第追記します。
とうとうマウントアダプタからカメラ(中古)が生えましたので
カメラへの装着例(ソニー NEX-6)です。
ヘリコイドを繰出して一番長い状態
使用感など(Planar T*1.4/50mmでテスト)
このPixco ヘリコイド付き ヤシコン→ソニーE マウントアダプターですが
ボディ側の装着感はわずかにゆるい感じで、レンズ側も軽くスルッと入っても
ガタはありません。
自分が購入した個体ではレンズの距離指標と実際のピント位置は最短撮影距離
無限遠共にピッタリでヘリコイドを一番長く繰出すと最短撮影距離が45㎝から
約20㎝となり、かなり寄れるようになりました。
Planar T*1.4/50mmでの距離指標と実際のピント位置テスト | 結果 |
---|---|
最短撮影距離(0.45m)ヘリコイド最長繰出時は約0.2m | ○ |
無限遠 | ○ |
購入価格税込み¥5,119-
Pixco ヘリコイド付き(マクロ) ヤシコン→ソニーE マウントアダプター
コンタックス ヤシカ CYマウントカメラボディキャップ [Amazon]
ソニー レンズリヤキャップ Eマウント用 ALC-R1EM [Amazon]
!注意!
マウントアダプターは一般的にメーカー純正品を除き、異なるマウント規格同士の
カメラとレンズをを組み合わせるための物です。
そのため、物により製造誤差や設計不良よるレンズ着脱不能、指標のズレ
ガタツキやピントのズレ(無限遠が出ない等)片ボケなどのリスクが生じる事があります。
もちろんカメラやレンズメーカーの保証も受けられませんので自己責任での使用となります。
まずはカメラボディキャップやレンズリヤキャップを付けてみる。
次にジャンク品のカメラやレンズを用意しておいて付けてテストする。
その後で実際に使い始めるとリスクが減らせると思います。
コメント