はじめに
主にライトスタンド先端へ固定して、ポールを様々な角度で
がっちり固定できる、ちょっと重いけれど頼りになる奴です。
具体的には保持したポールから背景紙やディフューザーを垂らすとか
ポール先端にライトなどをセットする、フラッグフレームを保持する等
類似の中華製品もありますが、どうせなら最初から間違いのない
AVENGER で写り込みがしにくいであろうブラック購入です。
AVENGER センチュリースタンド用アクセサリ グリップヘッド ブラック D200B [Amazon]
カラーはブラックとシルバー、オスダボモデルもあり。
パッケージ
箱サイズは約95x170x高さ90mm
外観
2個購入したので、別々の向きで並べて撮影。
グリップ部分のカバーは外せます。
非常に滑りにくい分、ゴミが付きやすい素材。
取付け
今回は撮影のため MOMAN のミニ三脚へ UTEBIT のスピゴットを取付けた所へ固定。
スピゴットは長さ28mmほどですが、しっかりと固定できました。
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スピゴットやパイプ等への固定用ネジ穴は2か所あり、3/8インチ。
ポールの取付けはハンドルに向かって右側が長くなるように装着。
自重で垂れ下がってきてもネジを締め付ける方向へ下がるので
いきなりガクンと落下しにくいのです。
分解
締め付けハンドル脇にはベアリングが入っているため、軽い力でもしっかりと
締め付け可能で、左下のアルファベットが書かれたディスクが滑りにくい秘密。
他のグリップヘッドとは異なり、D200は複数のワッシャーを使用することに
よってロックトルクを増し、一方で、自動車品質のブレーキディスクパッドを
使用することにより、スリップに対する安全性を高めています。
※Manfrotto HPより
分解してベアリングの向きなどの組付け順がわからなくなった場合は
カタログ9ページ目を見て下さい。
AVENGER カタログ(PDFファイル)
ポール固定部分ですが井桁にへこみが通っていて、手持ちの0.1mm刻みの
ドリル刃を固定してみた所、それぞれに固定できた最小直径は以下の通り。
① | φ2.9mm |
② | φ7.6mm |
③ | φ10.8mm |
④ | φ13.8mm |
余裕を見てもφ3mmから固定でき、純正のポールがφ16mmだと思いましたが
それよりもあまり太くなると、上画像の丸いパーツ同士が斜めになってしまい
うまく固定できなくなります。
各部寸法
横から
上から
最後に
箱から出してハンドルを緩めようとしても、きつく締まっていて回らない。
苦労して緩めましたが、その後はもう評判通りでしっかりとポール固定可能。
重さに関しては最初から重いと聞いていたので予想通りでしたが
大きさに関してはもっと大きいとイメージしていました。
この重さがスタンドの頭に付いて、さらにポールの先にライトが付けば
荷重がかかるので、かなりしっかりとしたスタンドが必要。
さらに使用状況によってはカウンターウェイトやスタンド脚への重し
も必要となりそうです。
それにしてもこれは非常に使い勝手がいいもので、値段につられて他の物を
買いそうになりますが、そこはぐっと我慢してこれを選びましょう。
後悔はしません。
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