カタログには載っていない三脚ケース UT-DX
ベルボンのトラベル三脚、UTシリーズをなぜか4種類買ってしまい
それぞれ収納袋が付属しているのですが、ペラペラで少々貧弱。
縮長が普通の三脚よりも短いので何かいいケースが無いかと
Amazonを徘徊していると、ありました。
ベルボンのUTシリーズ専用三脚ケース UT-DX [Amazon]
販売ページによると、専用設計で6mm厚のしっかりとした生地で保護
横長で持てる持ち手と脱着可のショルダーベルト付き。
縮長300mmまでの自由雲台モデル用でハンドル雲台モデルは収納不能。
手持ち4台の内、UT-3ARとUT-63は収納できますが、ハンドル雲台モデルの
UT-45IIとUT-55IIは収納できません。
ただ、UT-45IIは常用しているクイックシューの関係から自由雲台の
QHD-S5ASに交換予定なので問題ありません。
しかし、この専用三脚ケース UT-DXですが、カタログには載っていません。
ハクバオンラインやベルボンダイレクトでもなぜか扱いがありません。
(2021年2月8日現在)
さっそく買ってみました。
外観など
厚目でチャック付きの袋に入って来ましたが、いつもの三脚ケースに
入っている商品写真と型番や内寸が載った厚紙はありません。
袋から出してみると、三脚ケースの中にショルダーベルトが入っていました。
ショルダーベルトは長さ調整可能でパッド付き。
側面、平らになっている方には型番が入っており、三脚の出し入れに
邪魔にならないようにする配慮からかショルダーベルト用の
フックがセンターからずらして付けられています。
反対側は端までチャックが通っていて、スライダーは2つ。
フックにショルダーベルトを付けた所。
横から
持ち手は両方を束ねておけて
マジックテープをはがして
分離する事も出来ます。
実際に収納してみる
手持ちのUTシリーズ4種、UT-3AR、UT-45II(ハンドル雲台モデル)
UT-55II(ハンドル雲台モデル)、UT-63(UT-63IIの旧タイプ)を収納してみます。
一番細いUT-3ARはもちろん余裕をもって収納できます。
ハンドル雲台モデルのUT-45IIは脚にスポンジカバーをかぶせる前は
収納してギリギリでチャックが閉まりましたが、スポンジカバーを
かぶせてからは収納不能となってしまいました。
元々販売ページでハンドル雲台モデルは収納不能となっていますので
スポンジカバーをかぶせていなくても縫製誤差で収納できる物とできない
物があるかもしれません。
同じくハンドル雲台モデルのUT-55IIは先のUT-45IIよりも脚が太く雲台部分も
大きくなっているので当然ながらチャックが閉まりません。
最後はUT-63ですが、製品画像によくあるクイックシューが横向きになった
状態ではチャックが閉まらず、UT-63IIのように縦向きにすれば収納して
チャックが閉まります。
UTシリーズ4種の比較画像
最後にUTシリーズ4種の比較画像を載せておきます。
脚のスポンジカバーは自分でかぶせた物ですので
注意して下さい。
上からみた所。
UT-3AR以外雲台は外してあります。
ベルボンのUTシリーズ4種、脚の取付け部分(基部)のサイズを測ってみました。
厚紙を細長く切り出し、なるべく真ん丸になるよう輪っかにしておよその円周を測定。
なお、直径は計算値です。
型 番 | およその円周 | 直径(計算値) |
---|---|---|
UT-3AR [Amazon] | 285mm | φ90.76 |
UT-45II(脚はUT-43II [Amazon]と同じ) | 300mm | φ95.54 |
UT-55II(脚はUT-53II [Amazon]と同じ) | 315mm | φ100.32 |
UT-63(UT-63II [Amazon]の旧タイプ) | 343mm | φ109.24 |
横から
最後に
カタログには載っていない三脚ケース UT-DX は付属の袋と違い
クッション材が入っており、安心して三脚を持ち歩く事ができ
ダブルジッパーでスライダーの動きもよく使い勝手のよい物です。
ハンドル雲台モデルも入ればもっとよかったのですが、それだと
ケースが太くなってしまうので収納不能としたのでしょう。
現在ではUTシリーズのハンドル雲台モデルは販売終了となっています。
Velbon 三脚アクセサリ 三脚ケース UT-DX ULTREKシリーズ専用 縮長300mmまで対応 [Amazon]
購入価格税込み¥2,814-
!注意!
当サイトに掲載している製品は個人的に購入、使用、計測(計算値も含む)した物で
同じ製品として販売していても個体差、使用感覚の個人差、計測誤差、製造時期等
により販売価格も含め掲載している内容とは異なる場合がありますので了承ください。
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