[レビュー]002 KIPON シフト ヤシカ・コンタックス → マイクロフォーサーズ マウントアダプター

アイキャッチ画像マウントアダプター

はじめに

手持ちのヤシカ・コンタックスZeissレンズ、通称ヤシコンレンズを普通に
マイクロフォーサーズボディで使うだけではつまらない、シフトして
使ってみたくてシフト機構付きのマウントアダプターを買ってみました。

シフトしなければ普通のマウントアダプターとして使えます。

KIPON コンタックス・ヤシカマウントレンズ – マイクロフォーサーズマウントアダプター アオリ(シフト)機構搭載 SHIFT C/Y-m4/3 [Amazon]

メニューのレンズ無しレリーズをオン、撮影モードは絞り優先、又はマニュアルで撮影
Exifデータには絞り値、焦点距離は記録されません。
また、焦点距離イメージは2倍となりますのでご注意ください。

ケース

ケースサイズはおよそ幅78.2x奥行き75x高さ44.3mm

01 KIPON シフト マウントアダプター C/Y-M4/3ケース

蓋を開けた所。

02 KIPON シフト マウントアダプター C/Y-M4/3ケース開けた所

共通説明書が付属。

03 KIPON シフト マウントアダプター C/Y-M4/3 説明書

外観

ヤシコンレンズが付く側。
レンズのロック解除はプッシュ式で
シフトするためのネジが付いています。

04 KIPON シフト マウントアダプター C/Y-M4/3 プッシュ式説明

先ほどのネジを左に回すとシフト
右に回すと元に戻る仕掛け。

05 KIPON シフト マウントアダプター C/Y-M4/3 レンズ側シフト

ヤシコンボディキャップを自前で用意してかぶせた所。
純正品のストックもありますが、互換品を使用。

関連記事
[レビュー]ヤシコンボディキャップ、純正品と互換品を比べてみる。

06 KIPON シフト マウントアダプター C/Y-M4/3 レンズ側キャップ有り

マイクロフォーサーズのボディに接続する側。
キャップは付属しておりません。

07 KIPON シフト マウントアダプター C/Y-M4/3 ボディ側

一杯までシフトした所。

08 KIPON シフト マウントアダプター C/Y-M4/3 ボディ側シフト

Lumix純正レンズリヤキャップを自前で用意してかぶせた所。

09 KIPON シフト マウントアダプター C/Y-M4/3 ボディ側キャップ有り

斜め後ろから
マイクロフォーサーズボディ側

10 KIPON シフト マウントアダプター C/Y-M4/3 縦、ボディ側

斜め前から
ヤシコンレンズ側

11 KIPON シフト マウントアダプター C/Y-M4/3 縦、レンズ側

マウントアダプター内面で平面が多く、一部溝があります。

12 KIPON シフト マウントアダプター C/Y-M4/3 内面

一杯までシフトした所。

13 KIPON シフト マウントアダプター C/Y-M4/3 内面、シフト

さて、このシフト機構の仕組みですが、アダプターは前後がアリ溝で
組まれていて、シフト用ネジの先端が空回りするよう片側に固定。

14 KIPON シフト マウントアダプター C/Y-M4/3 シフト機構_1

もう片側がネジを回した分スライドするという仕組みです。

15 KIPON シフト マウントアダプター C/Y-M4/3 シフト機構_2

一杯までシフトした所。

16 KIPON シフト マウントアダプター C/Y-M4/3 シフト機構_3

寸法と重量

寸法は以下の表や画像の通りです。

KIPON シフト ヤシカ・コンタックス → マイクロフォーサーズ マウントアダプター 実測値
 直径(レンズロック解除ボタンを除く)62.1mm
 直径(レンズロック解除ボタンを含む)76.4mm
 マウント面同士の長さ25.95mm
 キャップ付きの長さ(上記ヤシコン互換、Lumix純正キャップ)39.8mm
 重量(本体のみ)120g

計測誤差や製造誤差があるかもしれません
いずれもおよその数値と思ってください。

17 KIPON シフト マウントアダプター C/Y-M4/3 寸法

シフト量は約10mm。

18 KIPON シフト マウントアダプター C/Y-M4/3 寸法、シフト

装着例

そして、レンズへの装着例(Carl Zeiss Planar T*1.4/85mm)

19 KIPON シフト マウントアダプター C/Y-M4/3 装着例

一杯までシフトした所。

20 KIPON シフト マウントアダプター C/Y-M4/3 装着例、シフト

さらにカメラへの装着例(OLYMPUS OM-D E-M5 Mark II)

このマウントアダプターはレボルビングのクリックが着脱時の抵抗に負けて
回ってしまう事があったり、シフト用ネジのノブが出ているので
レフ機でいうペンタ部が出ているボディでは着脱が困難になる場合があります。

なので、カメラ本体を前から見て右横よりも下、最低でも以下の画像
のあたりにノブを配置して外さないといけません。

21 KIPON シフト マウントアダプター C/Y-M4/3 装着例、ノブ位置

ノブが真横だといわゆるペンタ部が干渉してしまうので
マイクロフォーサーズ用のレンズリヤキャップをかぶせて
レボルビングしてノブを移動してからカメラに取り付けます。

ノブが邪魔で装着できない画像

22 KIPON シフト マウントアダプター C/Y-M4/3 装着例、ノブ位置_2

カメラに装着してしまえば楽にレボルビングできるので
ノブ位置が右上からぐるっと回って

23 KIPON シフト マウントアダプター C/Y-M4/3 装着例、ノブ位置_3

左上まで上方を除く場所で使用可能です。

24 KIPON シフト マウントアダプター C/Y-M4/3 装着例、ノブ位置_4

という訳で、レンジファインダー型のカメラならば邪魔になる事も
ないので、快適にレボルビングとシフトが可能。

モデルはOLYMPUS PEN E-P5

25 KIPON シフト マウントアダプター C/Y-M4/3 装着例、P5

シフト後のレボルビングの様子。
レボルビングは30度ごとにクリックがあって左右に360度回転します。

26 KIPON シフト マウントアダプター C/Y-M4/3 装着例、リボルビングP5

使用感など(Planar T*1.4/50mmでテスト)

このKIPON シフト ヤシカ・コンタックス → マイクロフォーサーズ マウントアダプターは
ボディ側の装着感はほどよい固さでギュッとはまり、カチッとロックされますが
レンズの取り付けが非常に硬く、よろしくありません。

自分が購入した個体ではレンズの距離指標と実際のピント位置は最短撮影距離
0.45mにした時は指標通りでほぼ正確でしたが

レンズの距離指標を5~10mの間、10m寄り付近にした所で実際のピントの無限遠が
出てしまいました。

Planar T*1.4/50mmでの距離指標と実際のピント位置テスト結果
 最短撮影距離(0.45m)
 無限遠:レンズの距離指標5~10m間の10m寄りで無限遠にピントが合う×

購入時の価格は税込み¥13,648-でした。

レンズの取り付けが硬いのはよろしくないのでググってみると解決策を見つけました。
よくよくマウント部を観察すると爪の内側に3か所板状のスプリングがあって
これを潰して弱くすればいいようです。

27 KIPON シフト マウントアダプター C/Y-M4/3 硬さ調整_1

他のマウントアダプターならば裏からスプリングを潰せるのですが
これはシフト機構のためか、スプリングが隙間に入っているので
工夫せねばなりません。

そこで洗って保存しておいたアイスの棒を少々削ってやるといい塩梅で
ギュッと刺さるので、長さをマウント内径に収まるよう切ってやり
グイグイとスプリングを潰してみるのですが、そう簡単に弱くはなりません。

28 KIPON シフト マウントアダプター C/Y-M4/3 硬さ調整_2

そこで先と同じくアイスの棒を削って短くした物を3本用意して
差し込んだまま放置プレイです。

時々様子を見て丁度いい硬さになったら外す事としましょう。

29 KIPON シフト マウントアダプター C/Y-M4/3 硬さ調整_3

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!注意!

マウントアダプターは一般的にメーカー純正品を除き、異なるマウント規格同士の
カメラとレンズをを組み合わせるための物です。

そのため、物により製造誤差や設計不良よるレンズ着脱不能、指標のズレ
ガタツキやピントのズレ(無限遠が出ない等)片ボケなどのリスクが生じる事があります。
もちろんカメラやレンズメーカーの保証も受けられませんので自己責任での使用となります

まずはカメラボディキャップやレンズリヤキャップを付けてみる。
次にジャンク品のカメラやレンズを用意しておいて付けてテストする。
その後で実際に使い始めるとリスクが減らせると思います。

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