[比較レビュー] Leofoto G4 と SWFOTO GH-PRO ギア雲台

アイキャッチ画像ギア雲台

似たようなギア雲台 2台

1台目のギア雲台は Leofoto の G2でした。

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2台目のギア雲台 Leofoto G4 での物撮りが実に快適で
「気に入った物は常に予備を用意しておく」という自分の習性に
従い金銭的な都合と興味から SWFOTO の GH-PRO というギア雲台を
買ってみました。

せっかくなのでよく似たこの2つのギア雲台の画像を並べて比較してみます。
個別の付属品、機能、各部の動作、寸法などは以下のリンク先を参照してください。

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比較の前に各部の名称で、2つの雲台のレバーやノブの色形は少し違いますが
基本的な配置と機能は同じなので代表して Leofoto G4 です。

01 Leofoto G4 と SWFOTO GH-PRO  比較 各部説明

外観を比較

比較画像は撮影日時が異なるため、角度や大きさ、背景色など異なる場合が有り
左が Leofoto G4 右が SWFOTO GH-PRO となっています。
斜め上から4方向

02 Leofoto G4 と SWFOTO GH-PRO  比較 外観

付属のアルカスイス互換プレートを外して4方向から

03 Leofoto G4 と SWFOTO GH-PRO  比較 外観_プレート無

スイング/ティルトの各目盛と可動範囲の比較

スイング/ティルトした時の目安になる目盛が付いていて、スイングは
クランプ下、スイングロックレバー奥にセンターを0として左右に
各6目盛有り、3目盛ごとに線が長くなっていて数字の表示は無し。

ティルト側と同様ならば1目盛5°で30°まで表記されていると思われますが
Leofoto G4 は基準点が点で少し離れていて少々見にくいのですが
SWFOTO GH-PRO は基準点が線になっているものの、さらに離れていて
円運動するのに対して、目盛側が平らな面に書かれているので
全く目安になりません。

スイングは目盛を超えて可動しますが、その可動範囲は以下の通りです。

Leofoto G4左右各約45°
SWFOTO GH-PRO左右各約40°
傾斜角の計測はタジマのスラントレベルコンベ19で複数回計測しました。
簡易的な計測ですのであくまでも目安として下さい。

左に見えるのはティルト用の目盛。

04 Leofoto G4 と SWFOTO GH-PRO  比較 スイング目盛

ティルト時の目盛は後ろから見て左側、スイング調整ダイヤル脇に付いているため
慣れないと混同してしまいそうですが、自分の場合は見やすさから言うと左側が
よく、できれば左右両方にあった方がよかったのでは?と思います。

05 Leofoto G4 と SWFOTO GH-PRO  比較 ティルト目盛

上画像、前は90°まで
下画像、後ろは40°まで目盛が付いています。
どちらも30°ごとに数字が入っているので1目盛は5°

SWFOTO GH-PRO は基準線に対して目盛が見やすいすぐ横からでなく、離れた斜めに
なった所に付いているので非常に見にくくなっており、どうしてこんな所に目盛を
付けたのか理解に苦しみます。

ティルトも目盛を超えて可動しますが、その可動範囲は以下の通りです。

Leofoto G4前約110°後約50°
SWFOTO GH-PRO前約115°後約50°
傾斜角の計測はタジマのスラントレベルコンベ19で複数回計測しました。
簡易的な計測ですのであくまでも目安として下さい。
06 Leofoto G4 と SWFOTO GH-PRO  比較 ティルト目盛前後

どちらもティルト目盛奥には画像の矢印先に隙間が有り、中にギアがあると思われます。
屋外の砂埃がひどい所や雨天では対策をした方が安心かと思いました。

07 Leofoto G4 と SWFOTO GH-PRO  比較 ギア露出部

雲台底面を比較

どちらの雲台も三脚取付け用ネジ穴は3/8インチになっていて、このネジ穴には
ザグリ加工がわずかなので3/8インチ→1/4インチの変換アダプターを使用すると
三脚の台座側、ネジ周辺がへこんでいない場合はアダプターの「つば」の部分
フランジの分だけ雲台が浮いてしまいます。

08 Leofoto G4 と SWFOTO GH-PRO  比較 台座裏

0.5mmの薄いフランジでも雲台が浮いて隙間ができてしまうほどなので
エツミ の カメラネジ変換アダプターL E-6663 (長さ10.5mm)の
フランジ部分をペンチ等で切り落として使いました。
※各雲台の記事内「雲台底面」を参照してください。

アダプターは先に三脚の台座側にねじ込んでから
雲台を取付けという手順をお勧めします。

エツミ カメラネジ変換アダプターL E-6663 長さ10.5mm [Amazon]
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09 Leofoto G4 と SWFOTO GH-PRO  比較 ネジ変換アダプター

真横からの比較画像

それぞれの雲台を撮影した日時が異なるのでレバー等の位置が異なっていますが
上下のパンロックレバーは締め止まり位置調整機構があるので変更可能。
スイングロックレバーとティルトロックレバーは先の機能が無いため
どちらも画像の位置が締めこんだ状態となっています。

まずは後ろから

重量はどちらも付属のプレートを含んだもので実測値が

Leofoto G4766.4g
SWFOTO GH-PRO716.4g

ベースパンの基準点はLeofoto G4 が後ろ

10 Leofoto G4 と SWFOTO GH-PRO  比較後ろ

右側面
上のクランプ部のパンと下にあるベースパンはどちらの雲台もグリスが効いた
ねっとりとしたものですが、Leofoto G4 は軽く、SWFOTO GH-PRO はかなり重め。

11 Leofoto G4 と SWFOTO GH-PRO  比較右

前から
SWFOTO GH-PRO のベースパン基準点が正面から見て右寄りについています。
GH-PRO ロゴの右下(▽印)

12 Leofoto G4 と SWFOTO GH-PRO  比較前

左側面
手前に見えているスイング調整ダイアルはどちらの雲台も軽く滑らかな動きで
右手に見えるティルト調整ダイアルはどちらの雲台も重く、SWFOTO GH-PRO は
重さにムラがありました。

13 Leofoto G4 と SWFOTO GH-PRO  比較左

他社プレート/クランプとの相性

手持ちの他社プレートをこのクランプに固定する/他社クランプにこのプレートを固定する。
総当たりで試してみましたがどちらも相性はほぼ良好です。

他のアルカスイス互換製品との組み合わせ互換表はこちら
手持ちのクランプ・プレートを総当たりで互換性の検証しています。
各社アルカスイス互換 クランプ・プレートの組み合わせ互換性、寸法一覧

Leofoto G4 のクランプ部は一覧表内の C16 付属プレートは 29
SWFOTO GH-PRO のクランプ部は一覧表内の C18 付属プレートは 31 になります。

雲台の使用感

どちらの雲台も縦横無尽にアングルを変えて撮影する時もロック解除で
大まかに構図を合わせた後、ダイヤルで微調整できるので水平出しや
アングル調整も楽で素早く正確にできます。

「真横からの比較画像」の所に書いた事柄以外ではやはりレバー類の動きで
SWFOTO GH-PRO はレバーを緩めた後にレバーがプラプラして自重で緩めた位置から
下がってしまうので、緩めた後はレバーに手を添えたまま調整→ロックという
使い方をしないとロック時にいちいちレバーの位置を探す事になります。

それに対して Leofoto G4 はグリスが効いていてレバーが緩めた位置そのままで
いるため、またロックする動作がやりやすい。

どちらの雲台もスイング/ティルトダイヤルのよるギア操作はガタはほとんど
感じられず、回転に対する駆動量も丁度いいと思います。
スイング/ティルトそれぞれのロックレバーとダイヤルの位置関係や
回転方向も慣れてしまえば問題無いでしょう。

SWFOTO GH-PRO のスイング/ティルト調整ダイヤルにはゴムでカバーがされていて
使っているうちに劣化や破損があるかもしれません。
Leofoto G4 のように金属製で色も変えてあった方が好みです。

14 Leofoto G4 と SWFOTO GH-PRO  比

どちらを選ぶか

いずれも価格は税込み2021年8月29日現在

SWFOTO の GH-PRO と Leofoto の G4 どちらを買うか考える場合には
どちらも機能的には同じなので予算次第という事になると思いますが
個人的にはSWFOTO GH-PRO の「ちょっと気になった所」に書いた
組み付けについての事柄が無かったとしても動きのスムーズさ使い勝手
などからストレス無く使える Leofoto の G4 をお勧めします。

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!注意!

アルカスイス互換と言っても、規格がある訳では無いので全ての組み合わせで
完全に使える保証はありません。
同じ製品や型番でも製造時期、誤差などにより異なる結果となる場合があります。

当サイトに掲載している製品は個人的に購入、使用、計測(計算値も含む)した物で
同じ製品として販売していても個体差、使用感覚の個人差、計測誤差、製造時期等
により販売価格も含め掲載している内容とは異なる場合がありますので了承ください。

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