はじめに
カメラ上のアクセサリーシューにモニターを載せて撮影しようと
7インチの FEELWORLD T7 Plus を購入。
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FEELWORLD T7 Plusカメラ用撮影モニター 7インチ [Amazon]
それ用になんとなく気になった
SMALLRIG モニターマウント BSE2346 コールドシュー取付け [Amazon]
を購入したのですが
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[レビュー] SMALLRIG モニターマウント BSE2346 コールドシュー取付け
前後の傾きや回転の動きが自分にとっては硬すぎる。
そこで好みの硬さに調整してみる事としました。
前後の傾きの硬さ調整
前後の傾きの硬さ調整はそんなに難しくありません。
軸部分に丸い蓋があるので、それを指の腹で押しつつ左に回すと外れて
蓋を外すと(下画像右)中にナットが有り、緩めれば動きが軽くなるので
左右を同じくらいの締め付け具合にしておきます。
ナットサイズは6mm。
これ単体で動かして簡単に動くようでは実際にモニターを載せると
すぐにお辞儀してしまうので、実際にアクセサリーシューへ装着
モニターも載せて調整した方が簡単。
外した軸部分の蓋は手で緩むほどなので脱落注意です。
このナットは奥まっているのでスパナやメガネレンチは使えません。
ソケットレンチを使うのが一番確実かと思いますが、ペンチでも
出来ない事はありません。(後の回転の硬さ調整も同様)
ペンチの場合は締め付け具合が分かり難いので左右均等にするのが
難しくくなります。
回転の硬さ調整
よくあるモニターマウントは上から調整できますが、これは下から
分解して調整します。
そのため構造上、下に1/4インチのネジ穴はありません。
まずはバラした状態の画像を載せておいて順番に説明します。
数字はこれ以降の画像と対応。
まずは①を2.5mmの6角棒レンチ緩めて②と③を外すのですが
②は恐らく硬くはまっていると思われますので、③の
ロックリングを左に回す事で②が抜けます。
①皿ビスM4x11.8mm(実測値)
④を外すには黄色〇内4本の皿ビスを外さなければならないのですが
ネジロック剤が使われており、硬く締まっているので必ず信頼できる
サイズが合ったドライバーを使って下さい。
自分の場合は1番で舐めそうになったので慌てて0番で思い切り押し付けつつ
様子を見ながら緩めてなんとか外せたのですが、0番に比べて1番の方が
ガタは少ないけれどカムアウトしやすく感じました。
④固定用皿ビスM2x6mm(実測値) 4本
外した②と④ですが、組み付け時にはまる所とはまらない所があったので
よくよく見てみると楕円形で、回転防止になっていました。
組み付け時にはまらないと思ったらちょっと回してみて下さい。
この楕円が噛み込んで①のビスを外しても②がすんなり外れなかった訳です。
先の④を外すと中に⑤のナットが見えるので、これを緩めれば回転も
緩くなるのですが、丁度いい硬さに調整するにはまた組み付けて
確認、調整が必要な場合はまたここまでバラしてこのナットを
回さなければならず少々厄介。
⑤のナットは7mmで厚さ2.4mm
調整するだけならばここまでバラせばいいのですが、興味がある場合や
この中をグリスアップする場合はこのナットを外してしまえば先に
載せた画像の状態までバラバラになります。
下画像が中の部品を全て外した状態で、ネジは丸いままで無くて
2ヵ所が平らになっており、ここに入る4枚のワッシャーの穴も
楕円で回転しないので緩み止めになっていると思われ
※バラした画像参照
⑦の皿バネ2枚でテンションをかけて回転に重さ(硬さ)を加えています。
自分の場合は元の硬さまではいらないと思い、⑦を1枚外して
グリスアップした後組み直して調整しました。
※下画像は皿バネの裏表
今一度先の分解画像を載せておきます。
アクセサリーシューロックリングに手を加える
カメラへの取付け例
アクセサリーシューへの取付けで少々気になるのがロックリング。
モニター FEELWORLD T7 Plus 付属のモニターマウントのロックリング裏には
ゴム板が貼られていましたが、こちらはアルミ削り出しのままで、ロックする度に
アクセサリーシューがガリガリと削れそうな気がするのでちょっと手を加えてみます。
アクセサリーシュー取付け時のロックリングで、こちらがロック時に
アクセサリーシューに当たる面。
約1mmの段差があるので、ここに何か切り出して貼ればよさそうです。
ディフューザーに使えそうだとダイソーで買っておいた
PPシート 乳白色 両面つや消しタイプ 1.2mm厚 300x470mm
を外径30mm、内径23mmで切り出して(左は試作の薄い物)
右のように両面テープを貼って(裏紙をはがす前)用意。
ロックリングと切り出して両面テープを貼ったPPシート 1.2mm厚。
右がPPシートを張った状態。
モニターマウントに組み付けた状態で、右はPPシートがロックリング中央よりも
わずかに出ているのでアクセサリーシューにはPPシートだけが当たり
傷が付きません。
ただ、PPシートの厚み分クリアランスが狭くなるので、アルミ削り出し等の
コールドシューマウントなどへの取り付けはきつくなる場合もあります。
最後に
SMALLRIG モニターマウント BSE2346 の調整と改良をしてみました。
同社のモニターマウントは種類が色々とある中でなんとなくこれを
買ってみたのですが、なかなか良く出来ています。
モニターマウントによっては前後への傾きや回転をしていると調整ネジが緩んでくる物も
あるようですが、今の所これは調整したまま緩んできてはきません。
SMALLRIG モニターマウント BSE2346 コールドシュー取付け
購入価格税込み¥4,399-880=3,519(プライム限定価格)
FEELWORLD T7 Plusカメラ用撮影モニター 7インチ
購入価格税込み¥17,250-
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コメント
調整の際の参考になりました。
分解した後の組み立ての際に、何故かナットが閉まらずに???になりましたが、皿ばね一つを入れた後に、一度ナットで締め込むと2枚目の皿ばねも入れることができました。
コメントをありがとうございました。
お役に立てて何よりです。